雨のトレイルはもう慣れっこ

昨日の日曜日は三原・白竜湖トレイルランレースでした。
台風16号の影響からか、前日に大雨警報が出るくらいに雨が降り、レースの開催が危ぶまれました。
結局のところ、ロングコースが中止となり、全員がショートコースを走る、そしてスタート時間も1時間以上遅らせるという処置によって、なんとかかんとか開催。
この判断は相当難しかったでしょう。
だってレース中も雨がどれくらい降るか予想がつきませんから。

レース前のおっくんによるブリーフィング。
奥宮選手は先週、ドイツなど欧州3カ国のトレイルを7日間で247kmも走るレースを完走したばかり。なのにもう広島の山の中にいるという驚異的な身軽さ。
なんでしょうか、この活力。このスタミナ。すげーな。

ショートのスタート時は雨も小雨でした。
が、やはりというか、スタートして1時間過ぎたあたりから大粒に変わりました。
なんか最近参加したレースは雨模様が多いです。
土砂降りってほどじゃないんだけど、前日しこたま降ったとか、どんより曇ってジメジメだとか、もちろんトレイルの状態も良いはずもなく、ドロドロズルズル。
でも、今までレインウェアを着て走ったことはなかった。
けど、今回はもうどうしようもなくて着た。
ま、ビショ濡れで走ってもいいんだけど、身体が冷えちゃうからね。気温もあんまり上がってなかったし。

白竜湖名物、トレイルに入ってすぐの登り。
すでに結構ぬかるんでますが、帰りもこの坂を駆け下りることを考えると…。
安全第一でいきましょう。とくに今回は。

雨の林道。
このレースは走れるコースが多いのが特徴です。
でも地面はいたるところに水たまりや、中には川となって水が流れているところもありました。

崖を登るチームメイトのよっしー。

ロープ場ですね。もちろんズルズルですね。

ひたすらにズルズルトレイルが続く。

ご存知、おっくんの手書きメッセージカード。
今まで疲れ果てていてクスッとも笑えなかったけど、今回は突っ込む余裕があった。

ジャングルラン。
滑って転んでのたうち回って、それでも前へと進む。

ひとつ目のエイド。
全身どろんこなので子どもたちに水を掛けてもらいました。

ひたすらドロドロ。
雨もけっこう降ってきました。

2番めのエイド。
果物、ジャム、めっちゃ美味い!
食べなきゃもったいない。
しかし手がドロドロすぎてなんとも…。

もはや田んぼに近い?
滑るのは承知。いくらトレイルシューズだからといっても、滑るものは滑る。
ラグの間に泥が詰まればグリップなんて効きゃしない。
ではどうやって走るの?
できるだけ草の生えたところに足を置く。
できるだけ石の上には乗らない。
ズルズル路面と水たまりなら、あえて水たまりを選ぶ。
無論、下りが得意な選手は、滑る前に次の足を出して、軽やかに飛ぶように下っていくのですが、そこまで度胸のない、ヘッピリなオレ的には、急な下りでドロドロズルズルなところは、滑るがままに滑って降りる。のです。
片足、もしくは両足でしゃがんで、滑り台を滑るようにツル~って。
これだわ。これならコケないから安全。安心。
が、ブレーキはどうしても手を使うわけで、それでドロドロ。
しかも石とか草木で切ったりして血みどろw

ゴール後のオレの足。

チームメイトの足1。

チームメイトの足2。

みごとにドロドロw
ここまで汚れたら逆に気持ちいいね。
これぞトレランって感じ。

よっしー選手、みごとに尻までドロドロ。
オレは比較的きれい?
上半身が汚れていないのは上にレインウェアを着ていたため。


去年に比べてタイムは遅かったけど、ここまで本格的な雨のトレイルは初めてだったから、その点ではいい経験になった。
ドロドロズルズルもここまでいけば、逆に楽しい!
初めのうちはできるだけシューズが汚れないように気をつけて足を置いていたけど、後半疲れてくると、もうそんなの気にしてらんない。ぬかるみも水たまりも川の中も気にせず突入~。
大の大人が、水たまりにバッシャーって突っ込んで走るんですよ。
楽しいですね~。汚しても誰にも怒られないw

ま、お家に帰ってからの洗濯が大変なんですけど、そこはレース中は考えないからw

今回のレースはこのシューズで走りました。


グリップは抜群です。さすがに今回はドロドロズルズルすぎてあれでしたが、安心感が違いますね。


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del bosque

音楽好き、映画好き、サブカル好きオタク系男子を極めたのちのランニングマン。生息地おもにトレイル。